2024/2/5

効率の良い練習

お疲れ様です。洲脇です。
あちこちで「体調不良の人が増えてきた」と耳にします。
中学生にとっては受験に学年末テストと大事な時期です。
くれぐれもご自愛ください。
 
最近、あまり視聴しなかったジャンルのアニメを観て、「面白いなあ」と思わされた作品があります。
タイトルは「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」です。
 
タイトルが長いと感じましたか?
昨今のアニメタイトルはこんなものです。( ゚Д゚)
 
何に感銘を受けたかというと、ヒロインの探求心でしょうか。
何度も人生をやり直す中で、商人・薬師・学者・使用人・騎士など多種多様な人生を送っています。知識を得る喜びであったり、人は望めば人生の可能性が広がっていくのだと伝えてくれたりと、洲脇の好きな内容でした。
 
 
本題に入ります。
今回は練習の効率化についてです。
勉強以外にも当然役に立ちます。
生徒たちの宿題のやり方を見て、思うところがあります。
皆さん、その宿題を何のためにやっているのか意識していますか?
 
宿題で出される計算問題は、「数字をどう処理するのか」だけでなく、「反復することで知識を自分のものにする」ものです。「やり方を知っているが、正解率は6割」というのは身に付いているとは言いません。「解き方が分かったから終わり」ではありません。
その点、ドリルなどの反復練習は非常に効率よく実力を伸ばせる手段だと思います。
「やり方を知っているから、答えを写してもいい」は、そのときは楽かもしれませんが、かえって遠回りになることを知っておいてほしいです。
また「解き方が分からない」は恥ずかしいことではありません。「解き方が分からないけど気にしない」というのが恥ずかしいことだと思います。
困ったら、先生や大人を頼りましょう!
 
漢字もどこまで意識して書いていますか?
書くことが目的になっていませんか?
漢字は使えるようになることが最終目標です。
作文など、文を書く機会があれば積極的に使っていきましょう。
 
小中学生の宿題の目的は反復練習をさせることにあります。
反復練習によって得られるものはたくさんあります。
「勉強のスタミナをつけることで、勉強時間を増やせる」
「ミスを減らし、解く速度が上がることで、時間対効果を高められる」
など様々です。
 
何かをしようと思ったときは、そのやっていることの目的を意識して取り組むようにしてみましょう。